清水和夫の洗剤アラカルト 深刻な野菜、果物の汚染
更新日: 2014-12-10

野菜や果物を洗うことの大切さを
野菜、果物の汚れとその不安。そして洗剤は・・・
(1)中国の野菜や加工食品から農薬やバイキン(ウイルス、カビを含む)が検出され、その汚染が関心をあつめ、あらためて野菜、果物の洗浄の大切さがクローズアップされている。
(2)元々、昭和47年の食品衛生法改正で、一定の条件下、台所用洗剤で野菜・果物などの洗浄が規定されてきた。
(3)ところが、洗剤の方に、界面活性剤や添加物などの心配もあり、中々普及しなかった。しかし、昭和50年に、JISで合成洗剤の安全基準が公表され、大手メーカーも用途の中に「やさい、くだもの」を入れてきた。
(4)多くの農薬や化学肥料に汚染され、さらには、ポストハーベストといって輸入果物の多くは(バナナ、パイナップル、オレンジなど)倉庫の中で防カビ剤や殺菌剤を散布されている。
(5)洗剤は、この汚染物を除去する力(乳化力)があり、野菜の中にまでしみこんで、5分間つけこむと浸透圧の力で、農薬などの汚れが引っ張り出されてくる(誘引作用)。
(6)中国の野菜、果物だけでなく、日本のものでも同じで、汚染は空気中から又、スーパーやマーケットで鮮度保持剤という「野菜のリメイク」をするものがあり、野菜、果物の洗浄は不可欠である。
(7)勿論、これらの農薬などをはじめ、ウイルス、バイキン、カビなどのバイオの汚染は多くの病気の元となり、安全、安心のためには野菜、果物、魚介類は必ず台所用洗剤で洗うことが大切である。
(8)そしてその時、必要不可欠な洗剤として、中身の成分が安心である、ビオトープの「キッチン」を積極的に使用することが、家族の健康を守ることになる。
(9)すべて“食”が基本である。その中心となるのは「ビオトープ」であることを自信をもって活用しセルフケアを実行すべきである。
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