美容情報 11月。乾燥を徹底的にガード
更新日: 2015-12-12
――――――――――――――――――――――――――
SONIA 美容情報 11月。乾燥を徹底的にガード
――――――――――――――――――――――――――
日ごとに寒さが増し、風の冷たさが身に沁みるようになってきました。それにともない、肌の不調を感じる人もいるのでは? 外の空気にあたると肌がピリピリする、いくらお手入れしても乾燥がとまらない……。 そんな人は、肌のバリア機能が低下しているのかもしれません。そのままにしておくと、さらに乾燥が進み、大きな肌トラブルにつながる可能性もあります。今のうちに肌を整え、肌が本来持つうるおいキープ力をサポートしてあげましょう。
11月になり、お肌の乾燥が気になる季節になってきました。肌が乾燥すると、次のような不調の原因になります。
「化粧のノリが悪くなる」、「化粧くずれしやすくなる」、「小ジワが目立つ」、「小ジワ→大ジワへとシワが深くなる」、「洗顔後に肌がつっぱる」、「くすみが気になる」、「バリアゾーンがダメージを受け、敏感肌になりやすくなる」、「肌がざらつき、キメが粗くなる」などです。
この時季の、このような状態のお肌に施すスキンケアのポイントは、うるおいです。
湿度が低く、お肌が乾燥しやすい11月。角質層の水分量が、60%以下になると乾燥し始めお肌がカサカサになります。さらに乾燥が進み水分量が少なくなると粉ふきが起こります。これは、厳しい寒さと乾燥でお肌の水分が奪われ、角質層がめくれあがった状態になるからです。角質層の水分量が少なくなると、バリア機能が弱まり、すき間から水分が蒸発し、肌アレや小ジワを招きます。
すこやかでうるおっている肌は、表皮内に十分な水分が保たれていると言われています。では、なぜ肌が内部の水分をキープすることができるのでしょうか? それは、表皮のいちばん外側に「角質層」という細胞が積み重なった層があるからです。角質細胞がレンガのようにきっちりと積み重なった角質層は、うるおいを内部に閉じ込めるだけでなく、ほこりや乾燥など外からの刺激をブロックする“バリア機能”を備えています。
お肌の”バリア機能”とは、お肌の一番外側で、紫外線や乾燥などからお肌を守っている防御機能のことです。皮脂膜と角質層にある細胞間脂質、N.M.F.(自然保湿因子)の3つが連携してうるおいを保ち、外的刺激の侵入を防いでいます。
■血行不良やターンオーバーの乱れがバリア機能の低下に‥‥‥‥
ところが、今の時季はこの角質層の“バリア機能”が低下しがち。その大きな要因のひとつが、夏に浴びた紫外線。紫外線ダメージが蓄積された肌は、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が乱れ、古い角質がスムーズにはがれ落ちることができず角質肥厚を起こしている可能性があります。
二つ目の要因は、寒さによる末梢血流の低下です。皮膚の表面や手足の末端部分は、体温を奪われないように、血液の流れる量を制限します。その結果、皮膚には十分な栄養が行き届かず、肌細胞の新陳代謝が落ちるのです。肌細胞の新陳代謝が落ちると、ターンオーバーのリズムも乱れがちになり、皮膚のバリア力を生み出す角質層は危機的状態に陥ります。秋が深まると共に、血行不良が原因で皮脂の生成、分泌量も少なくなり、ますます肌のバリア力が低下します。
■ターンオバーを促進し、角質層のバリア機能を回復させることが‥‥‥
ターンオーバーが乱れると、角質層が厚くなるだけでなく、本来ならきっちりすき間なく並んでいる角質細胞がガタガタになってしまうため、バリア機能もダウン。そこに、急激な湿度や気温の低下が加わると、肌はたちまち乾燥してしまうのです。
秋が深くなると気温や湿度はぐんと低下し、肌は乾燥に傾きはじめます。角質肥厚が進んだ状態でこの気候を迎えると、さらに肌表面をカサつかせることになります。また、急激な気候の変化に、肌が不安定になることもあります。
乾燥した肌は角質細胞が乾いてめくれるため、肌のバリア機能はますます低下し、さらに乾燥していきます。一度こうした悪循環に陥ると、なかなかそこから抜け出すことが難しくなります。
ですからこの時季、「ちょっと乾燥しているかな」と感じたら、いつも以上にしっかりと保湿ケアをして角質層の状態を整えてあげることが大切です。一見乾燥しているように感じなくても、くすんだ肌や毛穴が目立つ肌、過剰に油分が出ている肌は、角質層の状態が乱れている可能性があるため、十分なうるおい補給を心がけてください。
「肌がくすむ」、「化粧がくずれしやすい」、「化粧のノリが悪い」、「肌がざらつく(キメが粗くなる)」‥‥‥こんなときは、角質が厚くなり、肌の生まれ変わるサイクル(ターンオーバー)が乱れていると思ってください。
このように、古い角質細胞がたまっていると感じた時には、スペシャルケアとしてCL-21マイルドピーリングパックを取り入れてください。マイルドピーリングパックは酵素の力で、古い角質をスムーズに落とし、肌の再生を促すことができます。マイルドピーリングパックで古い角質を取り去ると、美容液などの有効成分も浸透しやすくなり、くすみや化粧のりの悪さなどが改善されて調子がよくなります。また、メラニンをたっぷり含んだ固い古い角質を取り除くことで、透明感がアップし、肌表面がつるんとなめらかになります。
■バリア幾能を整え“潤い”を密閉することで「乾燥」を徹底的にガード‥‥‥
角質層がきれいに整っていると肌のバリア機能が高まるだけでなく、肌表面もきめ細かく美しく整い見た目にも麗しい肌になります。ほんの0.02mmの角質層こそが、肌の内側と外側、両方の美しさのカギとなるのです。この時季にしっかりケアされて、生まれた細胞たちがターンオーバーによって、さらに乾燥する冬に肌表面を覆い、肌を守ることになりますのでこの時季のケアは手を抜かずしっかりとケアしてください。
この時季のスキンケアは、乾燥肌の要因となる角質のケアが大切です。角質のターンオーバーを促進し、同時に化粧水や乳液などでお肌にしっかり水分と油分を与える保湿の徹底が重要なポイントとなります。
肌表面や角質層内で水分を吸収し、肌の水分を保持する保湿成分や、肌の水分が蒸発するのを防いで水分を保持できるスキンケアが必要です。つまり、CL-21モイスチャートリートメントローションやCL-21モイスチャーエッセンスで水分を補給した後は、CL-21モイストリッチクリームできちんとお肌にフタをしましょう。CL-21の保湿アイテムをしっかり使うことで、潤いに大きな差がでてきます。肌の保湿力がアップすることで、肌のバリア機能を強化し、外界からの刺激を受けにくくなります。
|